もう半年以上も前ですが、日本からの里帰りの帰りに成田空港で
「親の品格」を買ってアメリカに帰ってきました。日本でベストセラーになった
「女性の品格」の著者
坂東眞理子さんの本です。
子育てで忙しいを口実にネットばかりしていて、読みかけの本が十冊くらいある状態で、親の品格は半年かけて半分まで読めました。
この本は実は当たり前のことばかり書かれてはいるんだけど、年上の経験のある女性が丁寧な言葉で書いていると、なんだかとても説得力があるのです。
この本の中で、とても印象に残った部分があります。
それは、
「教育と先生」に関することで
「親が子供の前で先生の悪口を言うものではない」という内容のことが書かれています。
子供かわいさゆえに先生への要求が大きくなる、言わば、
「モンスターペアレント」のことです。
「親が批判する先生に対しては子供もきっと批判的になり、人間的交流や相互作用は生まれません」
はい、本当に当たり前のことです。
尊敬するべき先生の悪口を子供の前では親は決して言うものではありません。
確かに????な先生は世の中沢山います。
でもその不平を子供が聞いたら、子供の学習意欲は絶対激減すると思うんです。
親の意見は子供にとったらかなり影響力大です。
私はこのことをあまり意識していなかったので、たまに先生の悪口、他のお母さんと言っていた事があったかもしれません。
日本人同士だったら、子供は日本語があまり分らないから、大丈夫かな?と思っていろいろ話しちゃっていたかもしれません。でも、子供は実は思っている以上に日本語を理解していたりします。
これは、気をつけないといけないなって思いました。
私の高校の担任の先生は本当にすばらしい先生でした。
最近同窓会があったようで、彼のことは友達ともよく話題になりましたが、熱血教師とはまさに彼のこと。
決してパーフェクトではなくて、間違いもいっぱいあったんだけど、彼ならなんだか許せてしまうキャラ。
そして、間違えたら間違えたと認め、しっかり訂正もしてくれました。
趣味も楽しみ、高校教師も全力でやっていた先生に、私達はタメ口で友達のように話していたんだけど、私は疑いもなく尊敬していたと思います。そして、そんな先生の悪口を言う親なんていなかったんじゃないかな?
彼は私の好きな教科でもある英語の先生でもあったので、先生の授業は本当に真剣に聞いていたし、少しでも分らない事があったらどんなに忙しくても一生懸命答えてくれました。
ホントに全力で高校教師。
一生懸命にやっている先生の姿をみて、私も勉強がんばろうって思えたんじゃないかな。
尊敬できる先生がいたからこそ、私の高校生活は本当に充実したものになりました。
先生を尊敬するって当たり前のことなんだけど、今は学級崩壊なんてのも日本であって、それが当たり前ではない事もあります。
????な先生の事も、心の中にしまっておいて、子供にはどんな先生にも敬意を持ってもらいたいです。
そして、本当に本当に????な先生の場合は、子供の耳に触れないように、対処していきたいものです。
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