若草物語の四姉妹の三番目の子はおてんばだった。
私の従兄弟の四人兄弟の三番目の子もやんちゃでいつも裸で走り回ってた。
そして、うちの次男（三番目）。もうすぐ四歳。前歯に銀歯あり。
手に負えない。
これでもまだマシになったんだけど、魔の二歳児の時は公共の場に出せなかった。
いつも女の子を押したり髪の毛をひっぱったり、目をはなすと、次男の周りの子がいつも泣いていた。
日本で電車に乗る時、私と手をつなぎたくなくって、いつも座りこんで泣いてた。
最近まで、家にいる時は服を着ずに、ダイパーだけで過ごしてた。
時にはダイパー一枚で外に飛び出してた。
好きな食べ物のリストより嫌いな食べ物のリストの方がはるかに長い。
ごはん、パン、キャンディー、チキンで生きている。
しかし、身体能力は普通の人間を超える。
生後二ヶ月でテーブルに捕まらせて立たせたら立った。
（人間じゃない、馬かなにかだ）
1歳ちょっとで二段ベッドの二段目にはしごを使わずサイドから登り降りが自由に出来た。
（こいつは猿でないかと、真剣に思った。）
三歳になり、自分の身長より遥かに高い場所から平気で飛び降りるようになった。
（長男は同じ高さのところから落ちて、頭蓋骨にヒビが入ったことがあるのに）
そして、子供番組よりも、映画を好んでよく見る。
好きな映画は
「風とともにさりぬ」
「スターウォーズ」
わけわからん。
映画のDVDを見せたら一日中TVの前に座ってじっと見ていると思う。
最近は嫌なことがあるとどこでも隠れる。
これは食器洗い機の下。
しかし、最近、英語を覚えてから情けないヤツになった。
ジュースが欲しいというので、飯を食ってからだと言うと泣き出して、
"
It's my fault~" "I got to hurry" "まちがえた～” "I said sorry~"
と、とりあえず知ってるフレーズを言ってみる。
いつも"
It's my fault~"
物の取り合いの喧嘩しても
"いっつ まい ふぉーーーーーー"
意味分って使ってないと思うんだけど、とりあえず、”I'm in troubleモード”の言葉と思っているよう。
最近、四人の子持ちのお母さん二人と話す機会があった。
二人とも、三番目が一番手がかかると言っていた。
やっぱり三番目は手に負えない法則があるらしい。
でもね、小さい時に手がかかる子は大きくなったら親孝行な子になるっていう法則もあるんだよ。
母さんはそれを信じてる。
超人の次男はフットボール選手になってママに大きなお家を買ってくれるんだもんね～。
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